Garfunkel & Oates の『Fuck You』で英語の勉強(和訳付)

ガーファンクル&オーツ(Garfunkel and Oates)

[出典:IFC]

皆さんはガーファンクル & オーツ(Garfunkel and Oates)を知ってますか?

2007年くらいにリキ・リンドホーム(Riki Lindhome)ケイト・ミクーチ(Kate Micucci)という、当時そこそこ売れてない女優さんだったふたりが結成したコメディ・フォークデュオです。

自作の曲をYouTubeにアップしてライブ活動をはじめるや、またたくまにブレイク。
アルバム発売にテレビ出演と人気者になり、レギュラーTV番組までできました。

そろそろブレイクして10年になりますが、日本ではまだあまり知られていませんし、いいものはどんどん紹介していこうということで、本日はガーファンクル & オーツの歌をとりあげます。

この2人の魅力はとにかくその歌の歌詞のおもしろさにあります。
2人が歌いだせば、たちまちライブ会場は笑いにつつまれるんですね。
それでいて、音楽性もかなり高く、フォークからポップス、ロック、バラード、ラップまで、幅広い音色で楽しませてくれます。

ふたりとも作詞・作曲するみたいですが、コンビとしては主にリキが作詞を担当し、ケイトが作曲を担当しているみたいですね。

白いほうがリキ、ちいさいほうがケイトと覚えておきましょう。
ちなみにケイト・ミクーチはマイカッチと表記されることもありますが、正確な発音としては「マィクッチ」が近いと思います。




『Fuck You』について

ガーファンクル & オーツが最初に発表した、いわゆるデビュー曲です。

よく『F**k You』という風に伏字で表記されていることも多いんですが、あえてこのブログでは本来の言葉を尊重して『Fuck You』のまんまでいきますね。

タイトルはかなり過激ですが、実は恋のはじまりをコミカルに唄った、とてもかわいい歌詞です。
男女のぎこちない気持ちのすれ違いから協調に至るまでを「Fuck You」という言葉を通してユーモアたっぷりに描いています。
王道のラブソングとして歴史に残る名曲だと思います。

Fuck you という言葉は人を罵倒する言葉、いわゆる「この野郎!」みたいな意味で映画にはよく出てきますが、この曲ではそのまんまナニするほうの意味で使われていますね。

ガーファンクル & オーツの歌はどぎつい下ネタが多いんですが、この曲はタイトルの過激さとは裏腹に、とてもソフトな内容ですので、彼女らの音楽の入口にも最適だと思います。

それではまずは曲をお聴きください。
ライブの方がおもしろいので、ライブのYouTube動画を貼ります。

スタジオの音源はこちらです。

Fuck You の歌詞と和訳

以下に歌詞と私が訳した和訳を掲載します。
歌詞は男女の会話形式ですが、空気を読みながら読んでみてください。

Fuck You
ファック・ユー

I’ve got too many questions in my mind
And I’ve got too many answers to find
Can I give up all I’ve imagined?
Am I imagical enough for this to happen?

たくさん聞きたいことがありすぎるの
たくさん答えなくちゃならないね
夢見るだけの日々はおわりでいいの?
僕はその夢を叶えてあげられるかな?

Because I like you
I like you
I like you
I like you

だってわたしはあなたが好き
好き
好き
好き

And like can lead to like-like
And like-like can lead to love
Sure as the stars above
I’d really like to …
kiss you (fuck you)

好きが、好き好きになって
好き好きが、愛に変わる
空にお星様が輝くように
わたしはあなたと……
キスしたい(やりたい)

Oh
Oh …

あらっ
あら……

Can I be the man you’re looking for?
Can I be your girl forever more?
I’ll try real hard not to lose her
I’ll try to be less of a loser

僕はきみが探し求めていた人になれるかな?
わたしはあなたの永遠の恋人になれるかしら?
僕は彼女を離さないぞ
わたしは彼の愛を勝ち得てみせるわ

Because I like you
I like you
I like you
I like you

だって僕はきみが好き
好き
好き
好き

And like can lead to like-like
And like-like can lead to love
Sure as the stars above
I’d really like to …

好きが、好き好きになって
好き好きが、愛に変わる
空にお星様が輝くように
僕はきみと……

Kiss you (fuck you)
fuck you (Kiss you)
Kiss you (fuck you)
fuck you (Kiss you)
Fuck you

キスしたい(やりたい)
やりたい(キスしたい)
キスしたい(やりたい)
やりたい(キスしたい)
やりたい

Because I like you,
I like you
I like you
I like you

だってわたしはあなたが好き
好き
好き
好き

And like can lead to like-like
And like-like can lead to love
Sure as the stars above
I’d really like to …

好きが、好き好きになって
好き好きが、愛に変わる
空にお星様が輝くように
わたしはあなたと……

Kiss you (hold you)
Squeeze you (kiss you)
Kiss you (jack you)
Rip you (kiss you)
Kiss you (rim you)
Rape you (kiss you)
Kiss you (kill you)
Fist you (kiss you)

Fuck you

キスしたい(抱きしめたい)
ギューっとしたい(キスしたい)
キスしたい(いじめたい)
引き裂きたい(キスしたい)
キスしたい(なめまわしたい)
犯したい(キスしたい)
キスしたい(殺しちゃいたい)
グーでやりたい(キスしたい)

ファック・ユー

歌詞の英語の解説

imagical

ガーファンクル & オーツの歌の歌詞には笑えるだけではなく、とても詩的な名文といえるようなフレーズがたくさんあります。

この曲のなかでは特にこの2行が美しいです。

Can I give up all I’ve imagined?
Am I imagical enough for this to happen?

夢見るだけの日々はおわりでいいの?
僕はその夢を叶えてあげられるかな?

ここに imagical という言葉が出てきますが、これは image と magical を合わせた造語です。

image = 想像する、心に思い描く
magical = 魔法の

つまり「想像していたことを現実にする魔法」というような意味だと言えますね。

言うまでもなく、1行目の動詞 image(心に思い描いていた = 夢見ていた) に 2行目の imagical が関連しているわけです。

恋のはじまりを予感する男女が、その気持ちを詩的な言葉でつぶやいているんですね。

その他のボキャブラリー

Sure as 〜 = 〜であるほど確かに、確実に

forever more = 永遠に、未来永劫に
forever の文学的・詩的な言い回し

less of = それほど〜ではない
less of a loser で「敗北者ではない」という意味になりますね。
文脈から「恋の勝利者になる」という意味だと解釈しました。

jack someone = スラングで「〜にちょっかいを出す」とか「〜に楯突く」みたいな意味で使われるみたいですが、この歌の場合は「いじめる」と訳してみました。

rim = ふち取る
名詞では「ふち」とか「へり」という意味。
スラングで、ちょっとここには書けないような意味になります。
どうしても知りたい方は、urban dictionary あたりで調べてみてください。

fist = こぶし、げんこつ
これもスラングで、ここに書けないような意味があります。
どうしても知りたい方は、urban dictionary でどうぞ。

あとがき

本日はガーファンクル & オーツの超名曲『Fuck You』をご紹介しました。

この曲は、『Screw You』と改題された上で、『Scrubs〜恋のお騒がせ病棟』 というテレビドラマに使用されたりしました。
こちらがその映像(ケイトが出演してレギュラーの登場人物と一緒に歌っています)

ガーファンクル & オーツはこれ以外にも名曲がたくさんありますので、これからもこのブログでちょくちょく紹介していきますね。
(ただしほとんどの曲が下ネタですので、下ネタが苦手な方にはオススメしません)

それでは最後に、ガーファンクル & オーツが、かのマイケル・ジャクソンやマドンナやニルヴァーナなどのパロディで有名なアル・ヤンコビックと共演したライブ映像でお別れしたいと思います。

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