映画『ライフ・オブ・ブライアン』モンティ・パイソンの難解な冗談映画

ライフ・オブ・ブライアン
出典:imdb
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作品データ

原題:Monty Python’s Life of Brian
監督:テリー・ジョーンズ
脚本:モンティ・パイソン(グレアム・チャップマン、ジョン・クリーズ、エリック・アイドル、テリー・ギリアム、テリー・ジョーンズ、マイケル・ペイリン)
出演:モンティ・パイソン(グレアム・チャップマン、ジョン・クリーズ、エリック・アイドル、テリー・ギリアム、テリー・ジョーンズ、マイケル・ペイリン)
制作:1979年、イギリス

あらすじ(ネタバレなし)

西暦33年のエルサレム。ローマ帝国の圧政の中、イエス・キリストと同じ日に隣の家で生まれ、東方の三賢者に救世主と間違えられそうになったユダヤ人の青年ブライアンの一生を描く。

『ライフ・オブ・ブライアン』の感想

大学時代、モンティ・パイソンの映画はひと通り見た。
ところが、『人生狂騒曲』や『ホーリー・グレイル』などはおもしろかったものの、この『ライフ・オブ・ブライアン』は今ひとつよさがわからず、寝てしまった。
数十年ぶりに再チャレンジ。

しかし……

今回もやっぱりおもしろさがわからず、眠気をこらえるのに必死。

内容は、イエス・キリストと同じ日に生まれ、同じ日(?)に磔になって死んだブライアンという男の物語。

ほぼ、すべてのシーンにモンティ・パイソン6人のメンバーが何かしらの役で出演していて、違うキャラクターなのに同じ顔ばかりで混乱する。
だから一本通ったストーリーはあるものの、ひとつひとつのシーンはコントみたいな印象。

主題は宗教や権力に対する皮肉に満ちているかのように見えるが、単なる悪ふざけでしかないとも言える。

クスッと笑える小ネタもたくさんあるが、大局的なユーモアはラスト以外に感じられず、私には退屈な映画だった。

とはいえ、やはり磔になったブライアンたちが「ずっと前向きに生きていこうぜ」と合唱するラストは昔も今も胸が熱くなる笑いと感動がある。

このラストシーンだけでも見る価値はある。

評価

最後の名ミュージカルシーンに星2つ。
★★★★★

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