How do you solve a problem like Maria の歌詞で英語の勉強【サウンド・オブ・ミュージック】

前回ちょっと触れた

how do you solve a problem like Maria
(マリアのような問題児はどうしたらいいのかしら?)

という曲。

この物語の主人公マリアを修道院の尼さんたちが描写する歌、ということで、いろんな言葉が出てきますね。

映画『サウンド・オブ・ミュージック』のなかでも、たくさんのボキャブラリーが学べる一曲です。




asset(資産、有益なもの)について

まず最初に目についたのが、この一行。

Maria is not an asset to the abbey.
(マリアはこの修道院のためになりません)
※上の動画の0:33からの部分

asset = 資産、有利なもの

asset は、文章では資産運用なんかの記事でよく見る単語ですが、英会話では人材に関する話題でよく使われます。

映画を見ていても非常によく目にする言葉ですね。

映画『スターウォーズ帝国の逆襲』より
Yes. He would be a great asset. Can it be done?
(うむ。彼は大きな力になるだろう。[彼を味方に引き入れることは] 可能かね?)

映画『マーズ・アタック!』より
Mr. Bava, I’m an asset to this hotel. I mean, they like me around here.
(バヴァさん、僕はこのホテルにとって有益な人材ですよ。ほら、みんなにも気に入られてますし)

上の2つは普通に有益な人材の意味で使われてますね。

映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』より
Be careful! Protect the assets!
(気をつけろ! 資産 [女たちのこと] は守れ!)

上は少し特殊な状況で、「近未来の独裁国家の王様の妊娠した側室たち」を指していて、国家の資産子宝の両方の意味がかけ合わさってますね。

『サウンド・オブ・ミュージック』のこの場面では「マリアがいるとここの規律が乱れるし、わたしたちも厄介ごとが増えるし、まったく修道院にとってお荷物にしかなりません!」と尼僧たちが口を揃えて院長に文句を言っているわけですね。

DVDの日本語字幕では「マリアは修道院には向かない」と少し意訳してあります。

confused と bemused の違いに confused

次に気になったのはこちらの表現。

When I’m with her, I’m confused, out of focus and bemused
(マリアといると、混乱しきて、クラクラしてきて、わけがわからなくなります)

bemuse ってなかなか見ない言葉ですが、「混乱する」「困惑する」「ぼんやりする」などの意味があります。
そうすると、直前に出てくる「confuse(混乱する)」とどう違うのか? という疑問がわいてきます。

いろいろ調べてみましたが、ネイティブの意見もバラバラで統一したものがなく、はっきりしているのは bemuse より confuse の方がよく使われる、というくらいで、それほどこの2つの言葉に大きな違いはないようです。

ひとつ、海外の知恵袋で以下のような説明文を発見して、なるほどと思ったので転載しておきます。

When a wife caught his husband with a girl in bed, she is confused.
(もし奥さんが、旦那さんと他の女性がベッドにいるところに出くわしてしまったら、confused

When a wife caught his husband with a boy in bed, she is bemused
(もし奥さんが、旦那さんと他の男性がベッドにいるところに出くわしてしまったら、bemused

この例えによると、
confused は「もうどうしていいのかわからない!」な状態。
bemused は「もうなんだかわからない!」な状態、
という感じですね。

ちなみにGoogleの画像検索をしてみると、
confused頭の中がゴチャゴチャ、な感じ、
bemused頭の中がまっ白(またはボンヤリ)、な感じ、
といった印象です。

confusedbemused

他にも「flibbertigibbet(悪魔の名前、おしゃべり娘)」とか「will-o ‘-the-wisp(鬼火)」とか、この歌のマリアは本当にいろんなものに例えられて、「えらい言われよう」という感じですね。

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