I See the Light(輝く未来)の歌詞(和訳あり)で英語の勉強【塔の上のラプンツェル】

本日は映画『塔の上のラプンツェルTangled)』から、ミュージカル曲『輝く未来I See the Light)』の歌詞で英語の勉強をしてみたいと思います。

この歌、英語はそれほど難しくありませんし、とてもしっとりとしたいい曲なので歌いやすく、英語初心者にもおすすめできる一曲だと思います。

それではまず英語の歌詞と私の和訳をざっとご一読ください。

I See the Light
輝く未来

All those days watching from the windows
All those years outside looking in
All that time never even knowing
Just how blind I’ve been

何日も何日も窓から眺めていた
何年も何年も外の世界をのぞいていた
自分がどれほど世間知らずなのかさえ
ずっとずっと知らないまま

Now I’m here blinking in the starlight
Now I’m here suddenly I see
Standing here it’s all so clear
I’m where I’m meant to be

いま、星明かりにまばたきしながら、わたしはここに
いま、ここでふいに気がついた
ここにいると、すべてが明らかに
わたしはいるべくしてここにいるの

And at last I see the light
And it’s like the fog has lifted
And at last I see the light
And it’s like the sky is new
And it’s warm and real and bright
And the world has somehow shifted

そしてついに、明かりが見える
そしてそれはまるで霧が晴れたよう
そしてついに、明かりが見える
そしてそれはまるで空が新しくなったかのよう
そしてそれはあたたかく、ありありと、輝いている
そして世界は何か別のものにかわったの

All at once everything looks different
Now that I see you

たちまち、すべてが違って見えた
あなたと出会って

[FLYNN]
All those days chasing down a daydream
All those years living in a blur
All that time never truly seeing
Things the way they were

何日も何日も空想ばかりしていた
何年も何年もぼんやりと過ごしていた
ありのままの真実から
ずっとずっと目を逸らしたまま

Now she’s here shining in the starlight
Now she’s here suddenly I know
If she’s here it’s crystal clear
I’m where I’m meant to go

いま、星明かりに輝きながら、彼女がここに
いま、彼女を前にしてふとわかった
彼女がいてくれるなら、紛れもない
俺は来るべくしてここに来たんだ

[FLYNN & RAPUNZEL]
And at last I see the light

そしてついに、明かりが見える

[FLYNN]
And it’s like the fog has lifted

そしてそれはまるで霧が晴れたよう

[FLYNN & RAPUNZEL]
And at last I see the light

そしてついに、明かりが見える

[RAPUNZEL]
And it’s like the sky is new

そしてそれはまるで空が新しくなったかのよう

[FLYNN & RAPUNZEL]
And it’s warm and real and bright
And the world has somehow shifted
All at once everything is different
Now that I see you
Now that I see you

そしてそれはあたたかく、ありありと、輝いている
そして世界は何か別のものにかわった
たちまち、すべてが違って見えた
あなたと出会って
きみと出会って




I see the light

まずはタイトルの I see the light。

文字通りには「明かりが見える」という意味ですが、同時に熟語として他のことも意味しています。

辞書を調べると、こんな意味が載っています。

see the light = 生まれ出る、世に出る、理解する、(宗教的に)悟る

この歌詞の場合、物理的にいちばん近いのは「世に出る」ですね。
ラプンツェルは生まれて一度も出たことのない塔を飛び出してきたわけですから。

しかし、この映画の最初に歌われる曲『When Will My Life Begin?(わたしの人生はいつになったら始まるのかしら?)』との関連を考えると、象徴的に「生まれ出る」の意味も込められている気がしますね。

I’m where I’m meant to be

I’m where I’m meant to be
(わたしはいるべくしてここにいるの)

be meant to be = 〜する運命だ、(人が)〜になるべきである、(人・物・事が)〜だとされている、〜であることになっている

the world has somehow shifted

And the world has somehow shifted
(そして世界は何か別のものにかわったの

somehow = なんとかして、どうにかして、なんとかかんとか、なぜか
この歌詞の場合は「なんとなく」とか「なんだかうまく言えないけど」というニュアンスに近い感じですね。
翻訳はシンプルに「何か」と訳してみました。

shift = 移し替える、転じる、シフトする
この歌詞の場合は、世界がひとつのフェーズから、別のフェーズへとシフトした(転じた)という意味で使われていて、言葉を変えると、美しい灯りを見たことで、「まるで世界がガラリと変わってしまった」と言っているんですね。
この歌詞では「it’s like the sky is new」とか「All at once everything looks different」とか、同じような意味のことを言葉を変えて何度も言っていますね。

All those days chasing down a daydream

All those days chasing down a daydream
(何日も何日も空想ばかりしていた)

ここに出てくる daydream という言葉。
普通は「白昼夢」と訳すことが多い気がしますが、この歌詞の場合はそう解釈するとちょっとヘンですね。

辞書を調べると、

daydream = 白昼夢、空想、夢想

などの意味が載っています。

この歌詞の場合は「夢想」とか「空想」の意味ですね。

動詞に chase down(追いかける)が使われているので「夢を追いかける」と訳しがちですが、文脈としては「空想ばかりしていた」の方がしっくりくると思います。

the way they were

the way they were
(ありのままの)

way という単語は「道」という意味もありますが、この場合は「やり方」とか「方法」「手段」などの意味の方です。

この「the way 主語 + be動詞」で、「〜のあり方」みたいな意味になります。

この歌詞の場合は「ありのままの」と訳しました。

他の映画での用例としては、バーブラ・ストライサンドとロバート・レッドフォード主演の映画『The Way We Were(邦題:追憶)』というのがありましたね。
映画の内容は、学生時代に愛し合った二人が、成長してから再会し、複雑な想いで昔を回想する、といった内容でした。
これなどはそのまんま「あの頃のわたしたち」という意味になりますね。

あとがき

本日は映画『塔の上のラプンツェル(Tangled)』から、ミュージカル曲『輝く未来(I See the Light)』の歌詞を取り上げて、英語の勉強をしてみました。

この曲が歌われるシーンはこの映画中、無類の美しさで、本当に心が洗われるようです。
見ているわれわれも、まさにこの歌の歌詞で歌われているような気持ちになれますね。

塔の上のラプンツェル

出典:imdb